つい最近Newsweek日本版の記事が目に留まり、思わず笑ってしまいました。記事のタイトルは「なんちゃってフライト」。台湾の話題です。
新型コロナウィルス感染症の影響で、なかなか海外旅行に出かけられない今日この頃。そこで台湾では海外旅行に「行ったつもり」になれるツアーが企画されました。
場所は台北市中心街に近い松山空港。離陸しない飛行機に乗って、海外旅行に行く気分を味わうというもの。セキュリティーチェックや出国手続きも本番さながらに行われ乗客は機内へ。
機内では機内食も楽しめるのかと思いきや、残念ながらそれはなかったようです。機内滞在時間はわずか15分。その後は空港内の免税店での買い物やレストランでの食事を楽しめたのだとか。松山空港の拡張工事が行われたのでそのお披露目の意味もあったようです。
桃園国際空港に比べると、松山空港は市内へのアクセスは非常に良いけれど、買い物や食事を楽しむにはちょっと狭過ぎて物足りない空港でした。それが改装されて広くなったと聞けば行きたくなるというもの。あ~早く飛びたい。
このツアーですが、三日間で180人の募集のところ、何と7000人もの応募が殺到したというから驚き。みんな旅に飢えているんだね、私も含めて。だからせめて旅の雰囲気だけでもと企画されたツアーです。何だか台湾らしい楽しいお話です。
マスク姿の乗客(のつもり)たちが機内に入る姿を見ていると、本当に海外旅行に出かけるかのごとく・・・。
でも飛行機は離陸しませ~ん😢。
日本でもこんなツアーがもしあれば応募する人がけっこういるかも知れませんね。でも飛ばない飛行機ってのはやっぱり退屈じゃないだろうか?動かない電車や車に乗っているのと同じだもんね。
乗り物は動いてなんぼ。じっと止まっているんじゃ面白くない!
それでも旅行しずらいこの状況下、こういった楽しい企画は良いとは思います。他にもなんちゃって○○なんてのがいろいろ出てくるかも知れません。それもまた楽しいことでしょう。
ただね、やはり「なんちゃって」ではなくて、本当の旅がしたいな。
世界がコロナのトンネルから、一刻も早く抜け出せますように!
詳しくは↓
どこにも行かない台湾の「なんちゃってフライト」