今日の上越地方は一段と冷えます。平野部では午後少しだけ雪がちらつきましたが、積雪はなく、とにかく冷たい風が吹きつけています。
こんな寒い日にはおでんなんか良いですよね~。
そしておでんといえば、私の場合は、大根が真っ先に思い浮かびます。
わが家の小さな家庭菜園でも秋に大根の種をまきました。しかし芽が出た時点でかなり虫に食われたようで、けっきょく育ったのは5~6本。去年より不作です。
担当者(父)もがっかり。あとは「どこからか大根がわが家にやってくる」のを密かに待つのみというところ。いつでもウェルカム!
スーパーで買った大根の味比べ
大根が不作のわが家ですから、食べたい時にはスーパーで買うことになりました。
しばらく前、いつも行くスーパーで大きな大根の安売りをしていました。北海道産です。地震直後ということもあり、お見舞いも兼ねて迷わず一本かごに入れました。どっしりと重い立派な大根です。
さっそく家に帰って煮物にしてみました。この秋の初物なので、すぐに煮えるかと思っていたのに、全然!いくら煮ても堅いんです・・・。もったいないけれど、それ以上の調理をあきらめだほどです。
北の大地の大根だからと楽しみにしていたのに、残念な結果となりました。遠くから運ばれてくる間に固くなってしまったのかな?
次はお隣の長野県産の大根を買ってみました。同じく煮てみましたが、まあまあ柔らかくなり、おかずの一品になりました。まずまずの結果にほっとしました。
そして三度目は、地元上越産の大根を購入。またまた煮物に~。
結果は前の長野産よりももっと柔らかく、期待通りの「季節の味」。やはり地元産が一番!
極めつきは家庭菜園から抜いてきた大根!
わが家の菜園にかろうじて生き残っている数本の大根。昨日一本だけ抜いてみました。短めですが、そこそこ太くて良い感じ。
さっそく煮てみましたよ。
結果は・・・もう最高~とろけそうなほど柔らかい。あっという間に煮えて、エコ・フレンドリーな大根!
家に近いほど柔らかい大根
このように4カ所からの大根を煮比べてみました。
その結果、わが家から近いところで育った大根ほど柔らかくて美味しい~ということになりました。遠くからくる間に、大根の細胞がカチカチになってしまうのだろうか?
北海道の大根も取り立ては柔らかいのかも知れませんね。
家庭菜園の頼りない数本の大根が一番美味だったとは~(笑)。
とうとう大根がやってきた!
何度も言うように今年は大根が不作のわが家。
そんな残念な家に、今日の夕方とうとう大根がやってきてくれました。
野菜作り上手の近所の家から、丸々太った大根と立派なネギが届いたのです!
本当にありがたいです。しばらくはおでんや煮物にいただけそうです。もちろん大根が育った畑もわが家から近いので美味しいに決まっています。
あなたも地元産の大根で、おいしい季節の味を楽しんでみてはいかがですか。