骨折でリハビリ入院中の父。病院生活も3か月近くになり病院食を受け付けなくなってきた模様。でも特に内臓が悪い訳ではなさそう。
人間食べなくなったらお終い、だとよく耳にします。病院食が口に合わなくても、薬だと思って食べてくれなければリハビリの妨げにもなるのですが。
少し喝を入れてあげたいのだけれど、面会禁止が続く・・・。
そういえば病院入り口に「ご意見箱」がありました。とりあえず意見を書いて入れてみることにしました。あまり期待はせずにです。
長引く入院生活の父ですが、100才ということもあり、急変してそのままあの世行き、という可能性もあります。
少しでも会って話をしておきたいところですが、あいにくコロナ感染が増えたため、病院では面会禁止が続きます。今のリハビリ病院は高齢者が多いこともあり、かなりガードが堅いのはよくわかります。
がしかし数か月間会えない患者とその家族。双方にとって精神的に不安がつのるというもの。
週に数回は病院に行き、手紙や新聞を渡してもらうようにはしています。その際に看護師さんに父の様子をいろいろ聞くことができます。それでも実際に患者の様子を目で見て確認したいという気持ちは変わりません。
病院側の立場も理解できますが、やはり人間は実際に会って話をすることでお互い安心するものです。もちろん患者が家族と話せる状態であればということですが。
またたとえ実際に会って話ができなくても、少し離れたところで患者の姿を見るだけでも家族の気持ちが違います。これは実感です。
というのは最近父があまりに病院食を食べなくなったと聞き、姉と二人で病院へ行きました。そしてその日にたまたまいた病棟の看護師長。いつものやさしい若いナースと違い、なかなか厳しくて怖い感じ💦。
ところが怖そうな師長さん、「今日は特別」ということで、病室の外から父に合わせてくれました。廊下からでしたが、久々に父と会えたのはありがたかったです。
特に転院して以来、二か月近く父に会っていない姉は嬉しかったようです。私は介護認定調査と病棟引っ越しの時に会っていました。
生トークが一番~直接話せるありがたさ
それにしても患者を(病院の立場も、たぶん)守るためとはいえ、面会禁止はいつまで続くのだろうか?たまたま話をしたナースも同じように思っているようでした。「患者さんにとっても実際に家族と会えるのが一番なんですけどね」と。
そんな状況下でふと思い出したのが病院入り口にあった「ご意見箱」です。
ああいうものは形式程度に置いてあるんじゃないかな?と思いながらも、試しに面会禁止緩和のお願いを書いて入れてみることにしたのです。
姉にも勧めて二人別々に書いて入れました。姉は匿名だったようですが、私はちゃんと名前と住所を記入しておきました(記入欄があったので)。まあダメもとでね。
ほとんど期待せずに数日が経った頃、父がいる病棟のナースから電話があました。週二回という制限付きではありますが、面会ができるようになったとのこと。
ひょっとして私たちの「ご意見」が功を奏したか?いや、どうかはわからないけれど、少~しでも役に立ったのなら嬉しいことです。
そして、このブログを書いていたら、何と病院から封筒が届きました。
先月分の入院費は支払ったばかりなのに?何だろうと封筒を開けてみると・・・。わたしの「ご意見」に対する回答でした。
予期せぬ反応にびっくり!ああいう組織内において、そう簡単に一意見が反映されることはないだろう、などと諦めながらの試みでしたから。
こちらの意見を受け入れてくださった病院には本当に感謝します。
そんなわけで今日も姉と二人で10分間の面会に行ってきました。たわいのない話をしながらですが、父と話せたことに感謝です。
ご意見箱って本当に役に立つの?と半信半疑だったけれど、意見を書いて箱に入れないことには始まらないですよね。
もし心の中で思っていることがあれば、まずは言葉で表現してみること。そのために「ご意見箱」があるはずですから。その「ご意見」を役立てるかどうかは、その組織の人たちにかかっていますけれど。
ご意見箱、まずは意見を入れてみなければただの箱、ですね。
義父も、病院の食事を好まず、食べる量が減りました。
トロミ食が嫌だったようです。
好みの食べ物を食べさせてやりたいですね。
義父は、炊きたて白米に、漬物、味噌汁でした
意見箱を有意義に活用は、両者に有効ですね!!
昔の人はご飯に漬物・味噌汁でOKな人が多いもんね。
ご意見箱にまともに入れたのは初めてかも。要望を聞いてもらえて良かったです。