焼き芋といえば寒い季節の風物詩です。寒ければ寒いほどアツアツの焼き芋をほおばる幸福感はますばかり。
だから寒さと焼き芋はセット。
と思いきや・・・昨日も来ました焼き芋屋さん。「あったか~い焼き芋だよ」とね。
この蒸し暑い梅雨の時期にです💦。まだ芋が残っていたのかな?買う人がいるといいんだけれど。そこで焼き芋屋さんに提案です。
この焼き芋屋さんは毎週のようにやってきて、隣のお寺に寄っていきます。元住職が焼き芋好きなんです。
どちらかというと安納芋系のねっとりした焼き芋を売る焼き芋屋さんです。私はほくほく系が好きなんですが、老いた父にはねっとりした芋の方が良いようです、むせにくいからでしょう。いずれにしても美味しいです。
ところでこの在庫処分的な季節外れの焼き芋屋さん。いったい誰が買うんだろう、と思っていたら、
いました、元住職以外に!
少年です。
私が個人で英語を教えている男子高校生。すごく背が高くて優秀な高一です。
それほど口数は多くないけれど、「髪の毛切ったんすか?」なんて思わぬコメントをしてきたり(笑)。
一見クールな彼の意外な面を垣間見ることがあります。
昨日も麦茶を出してあげようと用意していると、「芋食べますか?」といってきました。
一瞬、は?となった私。
彼の方を見ると、茶色い紙袋から何と焼き芋が!それを二つに割っているではないですか。
小さめの方をいただき、しばし一服🍵。
焼き芋好きなのかと尋ねると、自転車で来る途中に焼き芋屋さんがいたので「買ってみたかった」のだとか。
でも焼き芋って結構高いですよね。彼の袋に中にあったのは、15センチくらいのそれほど太くはない芋が二本。500円くらいしたようです。
一見クールなイケメン君が、茶色い紙袋から焼き芋を取り出す様子はなかなか味わい深いもの。少しずつ彼の魅力が現れてくるのが楽しみです。
そういえば彼の仲良し同級生君も、以前焼き芋を買ったといっていましたっけ。
焼き芋って女性が大好きな食べ物だと思っていましたが、意外にも男性にも人気ですね。
ただ焼き芋屋さんに提案ですが、夏には「あったか~い焼き芋」よりも「ひんやり甘い焼き芋だよ」に変えたらどうでしょう?これなら真夏でも人気が出るかも。
まだ在庫が残っていたら、来週もやって来るだろうな、あの焼き芋屋さん。