海外旅行に行けば、誰もがお世話になるのが空港のトイレ。世界中の旅行客が利用するトイレですが、そこにはいろいろなストーリーが・・・💦。
私自身は空港のトイレで特別ハプニングに襲われた経験はありません、今のところ。でもつい最近、知人が「トイレ事件」に遭遇。個室での大変な体験を話してくれました。
ツアーでエジプト旅行の途中、乗り継ぎで利用したイスタンブールのアタチュルク国際空港。次の飛行機に乗る前に、トイレに行きました。夜遅い時間帯だったので、トイレもガラガラ。ゆったりと用を済ませた彼女。個室から出ようとドアを開けました。
ところがドアが開きません。しばらく取っ手の鍵をガチャガチャ回して開けようと試みましたがダメ。だんだん不安になるは、飛行機の時間が迫ってくるはで、焦ってきた彼女。
このままトイレの中で、自分一人残されて飛行機に乗れなかったらどうしよう~などという思いが頭をよぎります。
一緒にツアーに参加していた夫は妻がトイレのドアと格闘しているとは想像もせずに、のんびり搭乗待ち。いつも一緒にツアーに参加するもう一組のご夫婦もいましたが、こういうときに限ってそちらの奥さんとは一緒にトイレに行かずに単独でトイレへ・・・。
そのときは、確か携帯で夫に連絡することもできなかったのだとか(理由は忘れた)。
添乗員も出国手続きを済ませたお客がトイレで閉じ込められているとは思っているはずもなく。いやそこまで予期できる添乗員は、自分も経験があるのかも。
知人は静まり返かえった深夜の空港のトイレで、誰かに知らせようとドアを叩いたり、「Help!」と叫んでみたりしました。しかしなかなか人の気配がありません。絶望的な彼女・・・。
そこにようやく人の気配が・・・それも日本語が聞こえてきたのです。
海外旅行中はできればあまり日本人には会いたくない、日本人は自分だけで良い、なんて勝手なことを思ったりしませんか(笑)?
でもこういう時はやはり頼りになるのはわが同胞。トイレのドアと格闘し続け疲労困ぱいしていた彼女は、すかさずドアの外にいる日本人の女性二人に助けを求めました。そしてその日本人の方たちは空港の人を連れてきてくれたのです。
こうして知人はトイレから解放され、無事みんなと一緒に飛行機に乗って帰国できたのでした。今となっては笑い話ですが、トイレのドアノブには要注意ですね、ほんと。
でもね、空港のトイレ(欧州)に閉じ込められ、「飛行機において行かれた」という話が実際にあります。それもすでにチェックインをして、出国手続きも済んでいる状態でですよ。恐ろし~い!
今年も世界の空港ランキングNo.1のシンガポールのチャンギ国際空港や、日本の空港ではまずそんな心配はないと思います、おそらく。
でも清潔さや古さなど、外観から見た判断で不安を感じるような空港のトイレでは、ドアのカギをチェックです。
もし不安なら、鍵はしないで使用ですね。もし開けられるのが心配なら、大きな咳でもしていたらいいでしょう。閉じ込められるよりはましですから。
人生どこで何が起こるかわからない~。