特技か?~雪道歩き

冬に雪が降るのは当たり前、は雪国だけ。太平洋側はほとんど雪が降らない。それだけに1センチでも降ったら大変!

子どもは喜び、大人は転ぶ。転ぶだけならいいんですが、骨折で救急車で運ばれる人たちも💦。

雪国では雪が降ったらその上を長靴で歩く~中・高生あたりは格好つけておしゃれなスノートレやブーツが多いけれど。とにかくみんな雪を踏みしめながら歩きます。それは子供の時から身につけた、ひょっとして特技?かもしれない。

先日関東地方で降った数センチの雪。あの時はお陰様?でこちら雪国では太陽が出て快適でした。ほんとにもう日本海側と太平洋側で交替で雪が降ってくれたらどんなにいいか・・・。雪を分かち合いたい。

とはいっても現実はそうはいかないから、雪国に住む人間は雪の上を今日も明日も歩いて暮らしています。

車社会ですが、雪降る朝には車を出すために車庫や家の前を除雪します。長靴姿で重い雪をのせたシャベルを手に、朝から力仕事です。

だからシャベルも何も持たずに、数センチの雪の上を歩くだけで救急車出動など考えられないのです。ただ歩くだけなのに・・・。

でも慣れないということはそういうことですよね。慣れている人にとっては何でもないことが、不慣れな人にとってはものすご~く大変なことになるということ。

こんなことを改めて考えたのは、数日前に来た関東に住む友人からのメールでした。

お正月に1キロほど先のお寺に私が雪道を歩いて行った、という前回の投稿を読んでくれたらしい彼女。

めったに雪が降らない関東。先日の10センチほどの雪道に、彼女曰く「ヒーヒー」でとても1キロなんて歩けないというものでした
続・やまと尼寺精進日記~お寺の新しい生活様式?

それを読んで、あ~やはり雪が降らないところで育った人は、雪道歩きが苦手なのだと判明。歩けないのですね、上手く。

冬は雪が当たり前というところに育った人間は、何も考えずに雪道を歩きます。子供の頃からそれが普通。誰かから教えてもらった記憶もなく。ましてや雪道の歩き方講習会なんてないですし(笑)。

正直雪道と雪のない道の歩き方の違い、と聞かれても説明できません。

でもネット上にありましたよ、雪道の歩き方を説明した画像が。小さな歩幅で歩くとか、靴の裏全体を付けて歩くとか・・・。こちらはそんなこといちいち考えないで歩いていますが、そういうことなんですね。

これはもう子供の頃から体で自然に体得したものだと言うしかないようです。

そういえば以前隣のご夫婦が晩秋のヨーロッパ旅行に行ったときのことです。全国から参加者が集まったパック旅行でした。

11月下旬あたりで、現地では雪が降った日もあったそうです。そこを普通に歩いていたお隣さんたち。雪のない地方の方たちから「歩くのが上手ですね」と褒められたとか。喜んでいいのか悲しんで良いのか、とはお隣のご夫婦(笑)。

まあ一応褒められたのだから喜んで良いのではないでしょうか。ひょっとして雪道を「ヒーヒー」言わずに歩けることは、雪国の人間の特技?かも知れませんから。

あっ、雪のない地方に住む方たちは、雪の日には決してハイヒールなんかで出かけないでくださいね。本当に危険です。長靴がなければ、せめてスニーカーかな、濡れるでしょうけれど。ご注意を!

「特技か?~雪道歩き」への2件のフィードバック

  1. 小学一年生の孫、片道30分位の道のりを
    歩いて通っているのを(雪道なので45分位)偉いなぁと感心していますが、雪国育ちの私達は当たり前ですネ
    でも、大人になったら車に頼っていて、子どもたちの方が偉いです。
    くれぐれも、事故怪我のありませんように❣

    1. 冬場、小学生が歩く姿はからカラフルで見ていて楽しいです。ピンクやブルーの防寒具が真っ白な雪に映えるんですよね。
      下校中、子供たちは雪遊びしながら帰ってくるのでは?元気だから。

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