スポーツ~やる側も見る側も一苦労

先月開幕したプロ野球。一昨日は大相撲夏場所も始まりました。

両方とも当初は無観客で行われていましたが、今は人数制限はあるものの、観客を入れて開催されています。

いろんなスポーツがあるけれど、今年はやる側も見る側もいろいろ大変ですね。今までとはがらりと違った体制で開催されています。初めてのことなので、見る側にとっては何だか変な感じがします。

ウィルスという目に見えない小さな生物の悪さのお陰で、ただいま人間界は大混乱。今までの生活形態がことごとくひっくり返されています。

コンタクトスポーツは辛いよ

「三密を避ける」が合言葉のようになっている今日この頃。でもスポーツを考えたら、密どころかしっかり接触して勝負する競技の多いこと!

接触の度合いによって次のように分けられています。Wikipediaから参考までにご紹介します。

コンタクトスポーツ

力を抑制せずに、相手に直接接触するスポーツ。

相撲、レスリング、ラグビー、アメリカンフットボール、柔道、アイスホッケー、水球などのスポーツがあげられます。

セミコンタクトスポーツ

力を抑制しつつ、相手に直接接触して行うスポーツ。

カンフーや剣道などです。

リミテッドコンタクトスポーツ

接触することもあるが、ある程度距離をおきながら行うスポーツ。
野球、バスケット、サッカーなど。

ノーコンタクトスポーツ

相手と接触しないで行うスポーツ。
テニス、卓球、ボーリング、水泳、体操、ボクシング、ゴルフ、スケート、フィギュアスケート(シングル)など。

こうしてみていくと、コンタクトスポーツはけっこう多いですね。

相撲や柔道、そしてラグビーなんかで「接触しないでやれ」と言われたらその競技自体が成り立たなくなります。このままコロナ禍が続けば、これらに携わる人たちの悩みは膨らむばかり。

リミテッドスポーツとはいえ、サッカーやバスケットでも、相手と接触することはよくあります。野球に至っては、グラウンドに出ている試合中の選手はともかく、ベンチ内は結構密のように見えますが💦。ただベンチサイドがガラガラでは試合は盛り上がらないでしょうしね。

こうして見ていくと最も悩むのがレスリングなどのコンタクトスポーツでしょう。ルールを変えてやっていくというのもありそうですが、全く接触しないで行うというのであれば全く別のスポーツと化してしまうこと間違いなし。

観戦の仕方も変化

コンタクトスポーツの悩みはもちろん、スポーツを観戦する側もいろいろと制約をうけることになりました。一番わかりやすい例としては野球観戦です。

野球の応援といえば、そりゃもう賑やか~でしたよね。大きな声援や時にはヤジさえも聞こえてくる球場でしたが、今年は違います。何といっても「大声での応援は禁物」だから💦。もちろんマスク着用で。

ヤジは好きじゃないけれど、マスクの下から小さな声でぐじぐじというヤジが聞こえてくるのも何だかな~。

ただよほど真面目で規律を守る人間じゃないかりぎ、どうしても興奮してくると声が出て来るんじゃないかな?生観戦って選手たちと空気を共有しているということだから、気分は高揚してくるはず。

実際のところ、思わず大声を出してしまう人もいるようです。ただしルールとしてはあくまでも大声は禁止。静か~に応援が基本のようです💦。

それでもクラスター発生を避けるためには、いまはルールに従うしかないでしょう。まあ生観戦できるだけでもラッキーな人たちです。

さいごに

こんなことを思ったのも、サッカー部に入っている男子高校生と話したのがきっかけでした。

私:「そういえばサッカーやるときってさ、ソーシャル・ディスタンスなんてって取っていられないよね」
彼:「無理です!」
私:「だよね~。」

今年はスポーツをやる側も、そして見る側も何かと大変です。

目に見えない小さなウィルスと人間たちのと勝負。今のところは人間チームがかなり劣勢ではあります。しかしいつまでも負けてばかりはいられません。

逃げ足の速いウィルスチームを劣勢に追い込むことを目指して、人間チームはスクラム組まないとね。

頑張ろう、人間チーム!

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